皮膚科医の役割
私たちが皮膚科に通うときは、皮膚に湿疹ができたり、かぶれてしまったり、皮膚に何かできものができたりしたとき、というのが一般的です。
また、アトピーを持っている人にとっては、欠かすことのできない存在です。
実は皮膚科医は、皮膚科で皮膚の病気を治療するだけではなく、外科手術で必要な縫合(ほうごう)などの技術も持ち合わせている貴重な医者なのです。
特に救急病院では縫合が出来る医者を求めています。
また、寝たきりの患者が多い老人ホームなどの施設や療養型の病院では、褥瘡(じょくそう)といって皮膚が布団と擦れて起こってしまう病気を持つ患者が多く、そんな患者のために専門的な知識を持つ皮膚科医を是非迎えたいという施設や病院も多いのです。
皮膚科医はそんなに多くないので、重宝されます。
私たちが関わるのは皮膚の病気で、というのが多いかもしれませんが、もしかしたら救急病院や療養型の病院で知らないうちに皮膚科医にお世話になっているかもしれません。
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2020/6/25 更新